「メイクは義務」と言った彼女の為のメイクレッスン。

無理してメイクしなくてもいい。

昨日はメイクレッスンからのスタートでした。

【ずっとイメージしてます】今日は #メイクレッスン からスタートです♡レッスンをする時に大切にしていることは「イメージすること」。どんなメイクをしたらより彼女の魅力を輝かせることが出来るのか？何日も前から彼女の顔が、何度も頭に浮かんでくるの♡ #若返りハッピーメイク #黒板同盟 pic.twitter.com/4Uq6DVTWGr

— 菅原裕子（釧路のママを応援するサロン） (@wakeokikasetene) October 13, 2017

釧路から車で1時間半も掛かる場所から、メイクレッスンを受けに来てくれた彼女。

彼女は、以前私に言いました。

「誰かに会うために義務でするメイクがストレスになる」と…。

昨日はこうも言いました。

「昔は自分のために…綺麗になるためにメイクしていたのに、何時からかそうではなくなってしまった」と…。

何故だろう？そのきっかけは解らないけれど、本当にメイクが嫌いなら、無理してお化粧なんてしなくていい。

だって、ニッコリ笑った彼女は、そのままでも十分に可愛いもの♡

メイクアップアーティストなんて仕事をしているのに、こんな事を言うと「おかしい」と思う人もいるだろうけどね。

でも私は、メイクは毎日を楽しくするものでなければならないと思っている。

だから、メイクがストレスになる女性に、私の｢メイクは素晴らしい｣という価値を押し付ける気は毛頭ない。

私にとって大好きなものが、皆にとっても好きなものとは限らないから。

それは以前話した時に、彼女にもやんわりと伝えたつもり。

それでも彼女が来てくれた。

そんな彼女が改めて予約をしてくれて、わざわざ遠くからレッスンに足を運んでくれた昨日。

それが彼女の答えなら「メイクするのが楽しい」と彼女が思ってくれるようなレッスンにするのが私の仕事。

私のメイクレッスンは、サロンの売り物は殆ど使いません。

サロンのメイク道具を使って綺麗になっても、お家に帰ったら同じものはないでしょ？

今持っているメイク道具で綺麗になれるようにレッスンしたら、お家でも明日からすぐに実践できるもんね！

だから必ず「自分が普段使っているメイクを持って来てね。」とお願いします。足りないものや、その方がより綺麗になるために必要だと思うアイテムは喜んでお貸ししますけど。

彼女はトレンチケース１つ分のメイク道具を抱えてやって来ました。

貸すものがないくらいアイテムが揃っているし、いろんな色を持っている♡

彼女は「メイクが嫌い」なのではなくて「自分を綺麗に見せるメイクの仕方が解らない」だけ。

私の心に火がつきます（笑）

彼女をより輝かせるメイク。彼女の素敵さを引き出すメイク。

時に何十人の生徒さんを対象にしたメイク講座をさせて頂くこともありますが、そんな時は「基本」をお伝えすることで時間がいっぱいになってしまいます。

でも、こうしたマンツーマンのメイクレッスンは、お悩みをじっくり聴いて、その方の顔かたちに合わせたメイクを事細かに伝えることが出来るのが嬉しい。

どんなメイクをしたら彼女の素敵さをより引き出せるのか？何日も前から、私の頭の中には彼女の顔が浮かびます。

その度に、アイメイクはこんな感じで、チークはこう入れて…と、何度もイメージ♡

昨日は、半顔を私がメイクして、もう半顔を彼女が自分でメイクするレッスンスタイル…♪*ﾟ

アイラインがちょっぴり苦手で上手く描けるまで何度かやり直したけど、やり方さえ解ればその他のメイクはとても上手(^^♪

とっても素敵になりました♡

レッスン後の笑顔が全ての答え。

鏡を覗き込みながら「いつものメイクと全然違う」と言って、嬉しそうに笑ってくれた彼女。

それが、この仕事をしていて1番嬉しい瞬間！

そう！メイクって、鏡の中の自分にニッコリ出来る為のもの！

自分を好きになる為のもの！

メイクをした彼女が心から笑ったら、それを見た娘さんも笑顔になる♪

2人の嬉しそうな笑顔を見たら、ご主人も笑顔になる。

家の中が、今よりもっと明るくなって穏やかになる。

メイクって、そんな風に皆が幸せになるためのもの♡

彼女、今日はお家でメイクをしただろうか？

メイクを楽しめただろうか？

メイクをした自分のことを好きになれただろうか？

レッスンの後は、そんな風にまた

何度も彼女の顔が頭に浮かんでくる菅原です。